市民向け公開講座、ワークショップ、ホワイトコンサート  2月19日(月)〜21日(水)

2月19日(月曜日)   会場:紋別市文化会館 


ワークショップ 油汚染  10:00〜12:00 紋別市文化会館 3階特別会議室



       
■テーマ:美しい海を永遠に


   
M2-1 サハリンⅡプロジェクトの最新情報について
     ○アンドレイ クレピコフ, ラリサ ヤモモト (サハリン・エナジー)
   
M2-2 紋別海岸の魅力
     大館 和広 (もんべつかいはつくらぶ)
   
M2-3 災害は忘れたころにやって来る
     佐々木 邦昭 (油濁コンサルタント)
   
M2-4 最終提言 –大規模油流出事故はいつ起こるのか-
     大貫 伸 (日本海難防止協会)
   
全体質疑
   
入場無料




2月19日(月曜日)   会場:紋別市文化会館 

    
    

ワークショップ 「我らが北極航路とその展望」 14:00~17:00 紋別市文化会館 1階ホール
Introduction of the Northern Sea Route and its prospects

    
    
『セッションの概要』

氷海航行中のカナダの砕氷調査船 「ルイサンローラン」(提供:柴田啓貴氏)  近年,地球温暖化に伴う,夏季を中心とした北極海の海氷の減少等に伴い,北極航路を商業利用する貨物船が現れ,又、資源開発のためのモジュール輸送も行なわれるようになった.北極航路を利用すると,ヨーロッパとアジア間の海上輸送距離が,従来のスエズ運河経由と比べ,約30~40%短縮できる.今後,北海道周辺を含む極東アジアの海上交通は,北極航路の利用促進によって大きく変化するであろう.一方,北極航路は夏季でも海氷が残る可能性があり,通航に当たっては建造費の高い砕氷・耐氷船を必要とするほか,航行支援料や割増保険料によるコスト増,氷況等に左右される航海時間の増大等,商業運航面での課題は多い.
また,北極航路の通航に際しては,氷海操船法等の特別な技能や専門知識を必要とし,対応を誤れば,自船の被害のみならず,大規模な環境災害にもつながりかねない.しかし,我が国商船隊の船員をはじめとする多くの船員は,氷海航行経験に乏しく,当該経験を補うに等しい知識や技術の普及のための教育訓練等も課題となっている.また,北極航路沿岸は気象・海氷観測網及び観測設備等が限られており,通航船に対する海氷予測や天気予報のサービス提供も課題の一つとなっている.
北極海沿岸のヤマルにおける液化天然ガスの生産・出荷が始まり,北極航路が本格利用の時代を迎えようとする中,安全運航に必要な専門知識や船員の教育訓練,商業利用の今後の展望,北海道や日本が有するポテンシャル,海氷予測や天気予報のサービス提供等,様々な側面から北極航路利用の現状と課題について考えたい.

レーダーが捉えた氷の映像 (提供:大貫伸)


【研究発表】
     
趣旨説明:大貫 伸 (日本海難防止協会)
     
 M1-1 北極海航路の概況と展望(2017年)
      合田 浩之 (東海大海洋)
     
 M1-2 北極海のモジュール輸送と北海道の関わり
      植木 孝太 (日揮)
     
 M1-3 北極海からのLNG輸送 -YAMAL LNGプロジェクト-
      泉 史郎 (商船三井)
     
 M1-4 北極航海のトリヴィア
      大貫 伸 (日本海難防止協会)
     
 M1-5 極水域を運航する船舶の船員に対する訓練について
      市川 義文 (海技教育機構)
     
 M1-6 北極海航路における海氷の解析と予測 
      佐川 玄輝 (ウェザーニューズ)
          
 M1-7 「海氷情報センター」の業務について
      古田 明 (第一管区海上保安本部)
     
総 括 大貫 伸 (日本海難防止協会)

     
入場無料







2月19日(月曜日)  会場:紋別市立博物館 



    

オホーツク〜ふるさとの海   14:00~   会場:紋別市立博物館 郷土学習室 



    
挨拶:奈良 憲一 (紋別市)
   
趣旨説明:片倉 靖次 (紋別市)
    
M3-1 地球温暖化とサケのはなし
     帰山 雅秀 (北大北極域研セ)
    
M3-2 ほたてがい漁業を支える取り組み
     奈良 正浩 (網走西部地区水産技術普及指導所)
    
M3-3 美深でのチョウザメ養殖
     堤 尚信 (美深振興公社)
    
M3-4 追憶のサハリン東岸沖氷原 ~最後のアザラシ猟~ (付記、鯨類資源の現状)
     加藤 秀弘 (海洋大)

    
総合討論:西山 恒夫 (東海大)

    
入場無料


2月20日(火曜日)  会場:紋別市文化会館 

     
     

オホーツク地域の暴風雪を考える   16:00~18:00   会場:紋別市文化会館 1階ホール

     
『セッションの概要』


写真1 視程障害状況
 近年は気象状況が大きく変わってきており、北海道とりわけ道東・オホーツク地域では爆弾的圧発生に伴う暴風雪が頻発している。激しい降雪、吹雪・地吹雪によって車両通行もままならず、視程障害や吹溜りのためスタック車両が続発するなど、各地において大きな被害が発生している。最近では平成25 年、平成26 年の暴風雪災害が記憶に新しいところである。
国、北海道、市町村等の道路管理者では、地域の皆様の暮らしを守るため日々除雪作業等を行うとともに、災害に備えて事前準備を行っているが、数年・数十年に一度といった暴風雪への対応については大変苦慮しているところである。
防災には、「公助」「共助」といった行政主導での対策だけでなく、「自助」による対策がある。道路管理者では対応しきれない暴風雪時には、地域の皆様のご協力が必要不可欠と考えている。
講演ではオホーツク地域の暴風雪の特徴について説明するとともに、公助にあたる北海道網走開発建設部の暴風雪災害支援について説明する。
講演を踏まえてパネルディスカッションでは、暴風雪時の問題提起を行うとともに、国や紋別市の取り組みを紹介しながら、共助・自助として地域及び地域の皆様が暴風雪時にどのような対策を行うかについて討議する。
写真2 吹きだまり状況

     
司会:皆川 昌樹 (網走開建)
     
開会挨拶:網走地方道路防災連絡協議会

 M4-1 オホーツク地域の暴風雪の特徴 -防災気象情報の有効活用に向けて-
      佐藤 雅之 (網走地方気象台)

 M4-2 網走開発建設部の暴風雪災害支援
      今 昭人 (網走開建)


 パネルディスカッション:暴風雪災害時の対応について

      コーディネータ:根本 昌宏 (日本赤十字北海道看護大学)

入場無料

2月21日(水曜日)  会場:紋別市文化会館

        
         

北極海航路とその利活用について   9:00~11:00  会場:紋別市文化会館 1階ホール

    
    
紋別港湾事務所連携講座
     
北極海航路とは,北極海のロシアの沿岸海域を東西に横断して大西洋と太平洋を結ぶ『北東航路』と呼ばれるルートのうち,ノバヤゼムリヤ島の東岸を西端,ベーリング海峡を東端とする区間のロシアによる名称である.北極海航路を使うと,欧州北部と東アジア地域の間の海上輸送距離を,現在のスエズ運河回りルートよりも30%~40%短縮することができる.しかしその区間には夏でも海氷が存在することや,旧ソ連による前時代的な管理システム等の問題から,国際的な商業利用は進まなかった.しかし近年,北極海の夏期海氷は,増減を繰り返しながらも長期的には減少する傾向を示している.またロシアの航行管理制度も徐々に改革が進められてきた

北極海航路
     
司会:渥美 洋一 (紋別港湾事務所)
     
主催者挨拶:渥美 洋一 (紋別港湾事務所)
     
 M5-1 北極海航路の利活用戦略について
      川合 紀章 (寒地港湾技術研究センター )
     
 M5-2 北極海航路による輸送コストの特徴
      大塚 夏彦 (北大北極域研セ )
     
質疑応答
     
     
入場無料

2月21日(水曜日)  会場:紋別市文化会館


森から海の連環を考えるシンポジウム 13:30~16:00  会場:紋別市文化会館 1階ホール   


テーマ:林業成長産業化に向けて


『第一部:森林の役割』

M6-1 都市部での木材利用の意義と森林の大切さ~みなとモデル二酸化炭素固定認証制度について~
     一岡 優作 (港区環境リサイクル支援部地球温暖化対策担当課)


『第二部:林業を成長産業に!』

M6-2 林業・木材産業の成長産業化実現に向けて」
     中村 友紀 (北海道森林管理局)

M6-3 網走西部流域森林・林業活性化協議会の取組について
     石田 明久 (網走西部流域森林・林業活性化協議会)

M6-4 オホ-ツクの道有林と森林・林業活動に関する一考察
     藤川 雄司 (興雄地区森林育成協同組合)


質疑応答

入場無料

2月21日(水曜日)  会場:紋別市文化会館   ※プログラムは調整中です

    

オホーツク・テロワールシンポジウム2018 in 紋別 13:00~  会場:紋別市文化会館 3階特別会議室

    

テーマ:オホーツク・ツーリズムへの提言~オホーツクの豊かさを未来へつなぐ

    
『第一部:報告と実践、提言』 オホーツク地域の資産と価値、その気づきと共有から生まれるツーリズム

    
M7-1 オホーツク・テロワールと地方自然公園構想
     長南 進一 (オホーツク・テロワール)
    
M7-2 白滝えづらファーム・農家ツーリズムの取り組みと可能性
     江面 暁人 (江面農場)
    
M7-3 暮らしのなかにある歴史、自然、産業遺産とツーリズム
     佐藤 和利 (紋別市博物館元館長)
    
M7-4 滝上町ツーリズムの挑戦~地域資源とツーリズム
     畠山 尊行 (滝上町観光協会)
    
M7-5 おこっぺからツーリズムを考える
     仲元寺 恒平 (おこっぺ町づくり研究会)

    
『第二部:パネルディスカッション』 新たなオホーツク・ツーリズムの構築と発信に向けて
    
コーディネーター:古谷 一夫 (オホーツク・テロワール)
    
パネラー:宮川 良一 (紋別市)、第1部発表者等
    
HARU発刊の新たな取り組み紹

2月21日(水曜日)  会場:紋別市文化会館



   
   

教育シンポジウム ~中学生の部~  9:30~11:00  会場:紋別市民会館 大ホール 

   
    
『中学生による総合的な学習発表』
   
   
・「環境学習」 紋別市立渚滑中学校 1年生
   
・「地域を知り、地域に学ぶ」 紋別市立紋別中学校 1年生
     
入場無料
     
 

     
     

子どもと親の流氷シンポジウム 13:10~14:30  会場:紋別市民会館 大ホール 

     
     
挨拶:齋藤 房生 (紋別市教育長)
     
Ⅰ オホーツク海の流氷の不思議
    高橋 修平 (流氷科学センター)
     
 紋別と姉妹都市のニューポートの生活と自然
    ルイース コープマン (オレゴン州立大学)
     
※ 一般の方もご参加下さい。
     
入場無料












2月19日(月曜日) 会場:オホーツク流氷科学センター 

ホワイトコンサート 会場:オホーツク流氷科学センター
18:30~20:20 料金:2,500円


秋元 順子を聴く夕べ ~心に響く人生の唄~


秋元順子 Junko Akimoto 
東京都江東区深川出身

 ハワイアンバンドで歌手生活をスタート。ジャンルを問わず幅広くライブ活動を行う。そうした中、デビュー曲「マディソン郡の恋」と出会い、2004年4月にインディーズで発表し、有線問い合わせランキングで1位を獲得した。05年キングレコードよりメジャーデビュー。08年の「愛のままで…」が〈第50回 日本レコード大賞優秀作品賞〉を受賞。同年、NHK「第59回紅白歌合戦」に出演し、初登場最年長記録(61歳6ヶ月)を樹立した。14年にメジャーデビュー10周年記念ツアーを全20ヶ所・23公演を行い、ベストアルバム「Junko Akimoto BEST 愛のままで…」を発売。17年、CD「夢のつづきを・・・」、アルバム「Dear Songs Ⅱ」を発売。









中村力哉(ピアニスト)
東京都品川出身

 6歳よりピアノを始め、大学在学中にジャズピアニスト岩崎大輔氏に師事。ジャズを中軸として西洋ポピュラー音楽から民謡や雅楽まで、広範な音楽領域で数々のグループやセッションに参加し、ライブ、コンサート、ミュージカル、テレビ、レコーディングなどの演奏活動を重ねる。
秋元順子、伊藤多喜雄、真梨邑ケイ、などのサポートの他、作・編曲活動も多方面に渡る。
2016年、世界の歴史的なアニメーション作品から選曲・ジャズアレンジした自身のリーダー・ピアノ・トリオによるCDアルバム『Frame by Frame』をアニドウ・レーベルより発売。




2月20日(火曜日)

      

交歓の夕べ 「ボランティアと研究者の食事会」  紋別セントラルホテル 19:00~20:30


    会費3,000円